スケリッジ 復活デッキ 構成編の記事はこちら
こちらの記事では具体的な運用、コンボを紹介していきたい。
[:近衛兵復活コンボ]
ブラン王 ⇒ フラヤの女司祭 ⇒ 女王近衛兵×3
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- リーダーカードである《ブラン王》を使い、デッキから《女王近衛兵》を3枚墓地におくる。(この時3体全てに1ずつベースアップ)
- 《フラヤの女司祭》を場に出し、その効果で《女王の近衛兵》を1体場に復活させる。
- 《女王近衛兵》の効果で、他の2体も同時に場に復活!!
これが復活デッキの基本的なコンボだと思う。ポイントは手札に《女王近衛兵》がないこと、逆に《フラヤの女司祭》があること。
ブラン王の1ずつベースアップの効果が地味に大きい。これを使わずに《女王近衛兵》×3体出した場合は合計戦力は9、効果を使った場合は12とかなり違う。だから手札から《女王近衛兵》を出すのではなく、墓地から復活させたい。
(もちろん時と場合による。手札から《女王近衛兵》を出して繋げる別のコンボも紹介する。)
また、手札に復活効果のある《フラヤの女司祭》がなければ意味がない。だから3枚デッキに組み込んで、必ず手札にあるようにしておきたい。
《シグルドリファ》と《蘇生》も墓地から復活させることができるのだが、これら2枚のカードはシルバーカードの復活も可能なため、できればそれらに使いたい。
このコンボの強い点は、ラウンド毎に行えるという点。《フラヤの女司祭》さえ手札にあれば、ラウンド終了後の場が切り替わった場合でも、カード1枚で10以上の戦力を確保できる。手札を温存しつつ墓地からリサイクルできるのは大きい。
また、スケリッジ特有の古参兵により、《女王近衛兵》はラウンド終了ごとに1ずつベースアップする。これも地味に良い。×3だから、ラウンドごとに総戦力が3ずつ上昇はかなり大きい。
(アプデによる《女王近衛兵》から古参兵が排除された。)
さらにプラスα
あらかじめ《オルガー・ブラックハンド》で墓地の《女王近衛兵》を強化しておけば、さらに戦力が強化される。
また、《女王近衛兵》が3体揃ったら、《指揮官の角笛》や《霊薬:雷光》での強化が有効。ベースアップではなく、ブーストであるため、墓地にいくと効果が消える。なるべく第3ラウンドで使いたい。
弱点
- 天候系全般
このコンボに限らず天候は非常に厄介。晴天でかき消すか、他の列の戦力を強化して押し切るしかない。
また、第1ラウンドとか第2ラウンドで天候を使われた場合、あえてパスを選択するのもありだと思う。どうせ復活させられるし、日の出も温存したいから。
主に対モンスターとのマッチで多い。
- 《焦土》や《ゲラルト:イグニ》などの破壊系
《女王近衛兵》×3が最大戦力だった場合、これらを使われると一気にもっていかれる。同じ列の最大戦力には別のカードを用意しておきオトリに使いたい。
《ブロクヴァール一族の射手》の効果をあえて自分の《女王近衛兵》に使い、戦力を調整するという荒業もなくはない。その際自陣の《激高の狂戦士》を巻き込んで変身させるというコンボもある。
- 《ヴィコヴァロ軍の衛生兵》
害悪。マジ害悪。1番警戒すべきカード。
対ニルフガードはコイツのおかげでかなり勝率が下がる。
相手の墓地から1対ブロンズユニットを選び、自陣に復活させるカードだ。つまりこいつを相手に出されただけでせっかく用意したサイクルが崩れる。
高確率で自分の墓地の《女王近衛兵》が奪われる。
ラウンド終了後、奪われたカードは相手の墓地に置かれる。
しかもニルフガードには他に、この《ヴィコヴァロ軍の衛生兵》を再利用する方法がある。おまけにブロンズユニットでデッキに3枚入れることができるのだから、一度対処できたとしても油断できない。
出されないように対応するか、出される前にコンボを決めたい。
今のところ俺が考えられる唯一の対処方がこのカードだ。
この《獰猛な熊》は自陣にいるだけで効果が発揮される。相手のユニットが場に出る度に、そのユニットに1のダメージを与えるのだ。
《ヴィコヴァロ軍の衛生兵》の戦力は1なのだが、その効果が発動する前にこの《獰猛な熊》の効果が発動して、《ヴィコヴァロ軍の衛生兵》の戦力を0にすることができる。
前回の記事で書いた構成には入れてなかったが、ニルフガードと対戦する際にはこのカード3枚は用意しておきたいところだな。
2017.6.13に配信されたアップデートにより、《獰猛な熊》の効果が、ダメージ対象ユニットの配備効果の後に 発動するようになった。
よって《ヴィコヴァロ軍の衛生兵》の効果を防ぐ手立てはなくなってしまった。その代わり、《獰猛な熊》の素の戦力が6に変更されている。
[:近衛兵復活コンボ2]
ブラン王 ⇒ モークヴァーグ+フラヤの女司祭 ⇒ 女王近衛兵×3&セリス
- ゲーム開始時、手札に《セリス》がない、かつ、《女王近衛兵》が1枚ある状態にしておく
- リーダーカードである《ブラン王》を使い、デッキから《セリス》と《女王近衛兵》を2枚墓地におくる。(この時3体全てに1ずつベースアップ)
- モークヴァーグを場に出す。
- 初回は手札から《女王近衛兵》を場に出す。その効果で墓地の《女王近衛兵》2体も同時に場に復活。
- 自陣の場にユニットが復活する度に、《セリス》のカウンターが減る。モークヴァーグを破壊→復活させたり、《女王近衛兵》を復活させたりすることでカウンターを0を目指す。
- 《セリス》のカウンターが0になると、墓地から復活される。
- 以降は《フラヤの女司祭》を場に出し、その効果で《女王の近衛兵》を1体場に復活させる。
- モークヴァーグ復活&《女王近衛兵》の効果で他の2体も同時に場に復活&《セリス》の復活も同時に行える。
この《セリス》を絡めたこのコンボが非常に強力。ラウンドをまたいで活躍できる数少ないゴールドカードだ。
場合によっては第1ラウンド初手に手札から《セリス》をプレイしてもいいと思う。手札や盤面を考慮して、第1ラウンドは落とせないって時に出すのが良い。
運用の仕方はさっきのと基本的に同じだ。弱点も同じ。
ただ、コールドカードが絡むということで、若干ではあるが天候に強くなるだろう。ゴールドカードは基本的にカードの効果を受けないからな。
あと、カウンターを上手に減らさければ復活できないため、そのあたりの工夫が必要。逆にそれさえできれば無類の強さを誇る、オススメのコンボだ。是非活用してみてほしい。
[:略奪者復活コンボ]
エルミオン ⇒ アン・クライト一族の略奪者
ブラン王 ⇒ アン・クライト一族の略奪者
蘇生 ⇒ アン・クライト一族の略奪者
《アン・クライト一族の略奪者》は破棄されると場に復活するというエコなカード。その特性を活かして色々なコンボを生み出せる。
*破棄と破壊は似ているが別物。注意しておきたい。
《エルミオン》はカードを2枚引くことができるが、その後カードを2枚破棄しなければならない、というなんとも運用が難しいカードだ。しかしこの時《アン・クライト一族の略奪者》を破棄すれば、墓地にいくことなく場に復活される。
カードの補充をしつつ場の戦力を強化することができるのだ。結果的に手札の枚数に変化はなくとも、破棄したカードが墓地にいくのと場にいくのとでは大きく違う。《エルミオン》をデッキに入れるのであれば必須となるであろうコンボだ。
また《ブラン王》を使用した時の効果対象候補でもある。優先度的には《女王近衛兵》や《セリス》の方が上のように思えるが、場合によってはこのカードを破棄してもいいだろう。
《女王近衛兵》の復活が難しい時や、早急にデッキから戦力を確保したい時にオススメだ。
《蘇生》は、自身の墓地にあるユニットを手札に戻し、その後、手札からカードを1枚破棄するカードだ。無論、《アン・クライト一族の略奪者》を破棄することをオススメする。
ただこの《蘇生》自体汎用性が高いように見えて、結構使い時が限られている。都合よく《アン・クライト一族の略奪者》が手札にあるとは限らないのだ。それがなければ使うにはリスクが大きいカードなのだ。
《フラヤの女司祭》や《シグルドリファ》の方が使い勝手はいいため、無理をして《蘇生》をデッキに入れる必要はないかもしれない。
略奪者復活コンボは、決まればそこそこいいくらいのものがほとんどだ。メリットを作るというよりは、デメリットを削るという意味合いの方が強いように感じる。
素の戦力がもう少し高ければ良かったのだが...。
どうしても近衛兵復活コンボと比較すると必要度は低いように思える。俺自身、この記事をまとめている間に自分のデッキからは《アン・クライト一族の略奪者》はなくなっていた。なかなか限定的な運用しかできないのが難点だったのだ。
もしかしたら他のデッキでは有効なのかもしれない。その当たりさらに研究していきたいな。
以上、スケリッジ復活デッキの基本的な構成と運用であった。いかがだっただろうか。
スケリッジは運用が難しい上、運に左右されやすい傾向があるように思えるが、それもまたロマンがあって良いではないか。
スケリッジデッキを使用する方の参考になれたなら幸いだ。他の勢力を使っている方でも、スケリッジを勉強することで対スケリッジ戦の攻略方がイメージできたのではないだろうか。
今後もこういうグウェントの記事書けていけたらいいなと思っている。
このあたりまで書いてて気づいたのだが、公式サイトにデッキ紹介のページがあるのね。見てみたら似たようなのがあったわ(笑)そっち見た方が色んなデッキあってわかりやすいと思うわ。
結構時間かけて書いたのだが、なんだか無意味だった気が.....(笑)
まぁいいか。
それではまたな!
追記:今度は『モークヴァーグ船』デッキを紹介していきたいと思う。まとめるの時間が掛かるから、次回になるかその次になるかわからんが、よろしくな。